中島工務店
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伝統建築について

 わが国の木造建築は、2000年の歴史があるそうです。それは「木組みの歴史」といえます。古代においては、大きい材料で大きい建物を造っていました。近世に移行するにしたがって、小さい材料で大きい建物を造る木組みの技法が確立されてきました。木を組むために必要な接合部には、継ぎ手と仕口があります。木材の使用個所を決め、継ぎ手と仕口の形状を決め、墨付けをして加工するのが職人の施工技術の基本です。現在の木造木組み住宅の技法が確立されたのが江戸時代初期ごろと言われています。すでに400年にもおよぶ伝統技術なのです。

 木造建築の代表的なものといえば、寺院建築と神殿建築です。現存する最古の仏教建築は、法隆寺(飛鳥寺)の金堂です。仏教の伝来とともに職人も日本に移入され最初に造ったのが法隆寺であるとされています。AD600年ころだそうです。この技術は、現在に至るまで「宮大工」と呼ばれる職人集により受け継がれています。

 

自社 設計・施工によるつくば市内の鐘楼で、築30年と25年の建物です。

 

 現在における「木造木組み住宅」はといえば、住宅メーカーの工場生産型住宅のシェアの拡大により、衰退の一途をたどっています。せっかくの技術を持ちながら、住宅メーカーの内装大工として働いている職人が大勢いるのです。このままでは、木材の使用個所を決め、継ぎ手と仕口の形状を決め、墨付けをして加工するという職人の施工技術の基本は伝承されません。約30年以前に施工 させて頂いたお客様より、リフォームや増改築をさせていただく事が多くなりました。「うちは、建具を一回もなおしたことがない」とよく言われます。うれしくも有りまた誇りに思います。建物というものは、症状がでるのに時間がかかります。木材の使用方法、使用個所によっても症状が違ってきます。適材適所に配置できるかどうかが職人の技量だと思っています。
 先日、本を見ていたら「図面の書けない職人は、職人と呼ばない」という記述がありました。確かにその通りだと思います。我が社には、建築士の資格を持つ者が多数おります。現在のお客様のニーズにお答えできる知識をそなえ、満足のいくプランニングが提案できるよう日々つとめています。現代感覚の設計と伝統工法による建築工事を両輪として、お客様に30年後にまた頼んでいただける工務店でありたいと思っています。(リフォーム・増改築等で)